ヒミツキチ「森のがっこう」

所在地〒889-2161
宮崎市加江田6411
活動場所宮崎県東諸県郡国富町深年、法華獄公園近くの森や川
電話番号070-1388-5589 (平日9:00から17:00 )
エリア宮崎市
定員1日10名程度(要予約)
開校時間週2日(月別シフト制)10時から15時
学校HPhttps://www.himitsukichi.org/

スクール・ポリシー

子どもにとって遊びとは
自分らしくいること、
自分を知る術、生きる力。

私たちヒミツキチは、子ども時代に全身を使って遊びぬいた記憶が、
私という存在を形づくると考えています。
自由な「遊び」を通して非認知能力が育まれ、豊かな自然の中の
自分だけの世界に十分浸れる時間を、子どもたちに取り戻してあげたいと思うのです。
子どもが豊かに育つ地域社会で、子どもたちの生きる意欲を大人が削ぐことのないように
しなければならないと考えています。

子どもの遊びとは?

  自然発生的で衝動的であり、大人の管理や統制から自由で、自らの想像力の中に浸り没頭することがあります。遊び自体が目的であり、フロー状態になることが多く、情動を伴い、創造的なプロセスそのものです。「遊ぶ」とは自分らしくいることであり、人生において最も重要な行為であり、その自分だけの遊びはアイデンティティ形成の土台となります。

プレーパーク(冒険遊び場)とは?

  プレーパークのモットーは「自分の責任で自由に遊ぶ」です。大人の決めたプログラムに沿い遊ぶのではなく、様々な素材と本物の道具を自由に使い遊ぶことができます。県外の常設のプレーパークは、大勢の子どもたちが自ら火をおこし、調理をしている姿を見ることもあります。自分だけの「やってみたい!」が実現できる遊び場であり、何もせず遊びを眺めているのも1つの遊びです。子どもたちが主体となっているので展開が早く、常に変化し続ける、主に地域住民と行政とNPOが協働で運営する子どもたちの居場所です。

プレーワーカーとは?

  どんな時も、いかなる場面でも、難しい判断を求められる時も、子どもの味方である大人のことです。子どもの本音に寄り添い、常に子どもにとって良いことを学び、選ぶことのできる大人です。子どもたちが豊かに育つ環境を地域の大人と共に考え、子どもの気持ちをその大人たちに伝え、子どもたち1人1人が主体的に遊ぶことを喜びとできる場を創造し、プレイワークを学び続ける子どもの専門家です。

活動内容

自然体験事業(ヒミツキチ森のがっこう)

自然体験事業(海のヒミツキチ)

自然豊かな宮崎県日南市富土地区の海や川で、毎年6月、9月、10月の土曜日に開催しています。
自然の中で自由に思いっきり遊びぬくことで、自分自身を守る術も育むことができ、
全身を使ったマリンアクティビティ体験や水中生物との出会いにより自然感覚を育んでいます。
とにかく「楽しい!」とついつい子どもたちが声に出してしまう「海のヒミツキチ」は、
毎回子どもたちに大人気です。

冒険遊び場事業(小松台プレーパーク・中間支援)

宮崎市小松台公園で開催している「小松台プレーパーク」では、学校や自治会など地域のみなさんと協力して、子どもたちの放課後の「やってみたい!」を見守っています。子どもたちが異年齢・異世代の中で遊ぶことを通して生きる力を育み、乳幼児期の愛着形成と児童期の外遊びの重要性を地域に広げる活動により、冒険遊び場をツールとして自然の中で主体的に群れ遊び、楽しいことや時にはうまくいかないことなど様々な経験を通して自ら育つ環境をつくり、希薄になった地域社会を再構築したいと考えています。また、子どもたちの「遊び」を県内地域に広げるための中間支援も行っていますので、お気軽にホームページからお問い合わせください。。

屋外型子育ち支援事業(森のようちえん・森のムッレ教室)

プレーパークで様々な子どもたちと出会うたびに、すべての子どもたちが公平に、もっともっと小さな時から身近にある豊かな自然の中で、思いっきり「遊ぶ」を経験することができたらいいのにと考えるようになりました。日本には四季があり、野外では動植物や昆虫など多様な生物との奇跡的な遭遇があり、天候も常に変化するので、未就学の子どもたちも飽きることなく五感を働かせる最適な遊び場となります。心身と、頭と手先を動かし、たっぷりと野外で遊びこむ時間こそが、未来を力強く歩むための土台をつくる大切な学びの時間だと思うのです。不定期で開催している森のようちえん「ことりのもり」は、保護者からのニーズも高く、子どもたちにも大人気です。森のがっこうの中にある「森のアトリエ」では、音楽に合わせた絵本のよみきかせ、森と川のお散歩と焚き火とおやつづくり、さらに「森のムッレ教室」を行っています。みんなで海にも遊びに行くこともあります。生まれた時から電子機器が溢れる毎日だからこそ楽しい自然遊びの中で、リアルな体験を通してエコロジー感覚を育て、SDGsの実現を目指してみてはいかがでしょうか?