NPO法人 福岡シュタイナー学園
所在地 | 乳幼児部 〒811-1362 福岡市中央区平丘町3-29 初中等部 〒811-1246 福岡県那珂川市西畑1022-2 |
電話番号 | 乳幼児部 092-791-8061 初中等部 092-408-8028 |
メール | contact@fukuoka-steiner.org |
エリア | 福岡市中央区、那珂川市 |
対象年齢 | 乳幼児部 生後8ヶ月〜6歳 初中等部 小学1年生〜中学3年生 |
開校時間 | 月〜金曜日 |
学校HP | https://fukuoka-steiner.org |
教育の特徴
発達段階にふさわしい学び
シュタイナー教育は人の一生全体を視野に入れ、子どもの発達段階に応じて、
その時期にふさわしい能力を伸ばしていこうとするものです。
体験を通しの学び
全学年を通じて、自らの手を使って他の人のために役に立つものを作ること、昔から現在まで人々が行ってきた仕事の体験を多く行います。
そのことにより手先の器用さを養い、物がどのように作り上げられているかを知ることで昔から人々がどのように働いてきたかを理解し、人々への尊敬の念が湧き、手足・胸・頭の働きのバランスが取れた真の人間性を養います。
エポック(周期集中)授業
一つのテーマ(国語、算数、生活、地理、歴史、物理、天文、生物など)を毎日二時間、それを三、四週間集中してじっくり学びます。この方法は、子どもに興味をもたせ集中力を養います。この細切れでない授業は、子どものもっと学びたいという感情の高鳴りを満たします。
一つのエポックが終わった後は、別のテーマのエポックを行います。学んだことを一度忘れ、再び授業において思い出すことによって魂を成長させていきます。
エポックノート
子どもたちは、エポックの時間に教師の話をたっぷりと聞き、その生き生きとしたイメージを自分のノートにまとめていきます。
黒板に描かれた美しい絵や文章をその時に感じた内面の感情とともにノートに書く作業は、自ら考え学ぶ人間を育んでいく力となります。
専科の授業
身体の育成と魂の発達のためのオイリュトミー、1年生から始まる外国語、そのほか水彩画、手仕事、演劇、フォルメンなど、エポック授業のテーマに関連した数多くの体験をします。
芸術を通しての学び
芸術には生命があり、リズムがあります。
シュタイナー教育の授業には、教師の話を聞いて吸収すること、学んだことを言葉や絵で表現することの両方をバランスよく行うリズムがあります。
子どもたちはそういった授業に生き生きと喜びをもって取り組みます。
校外学習
子どもの経験を深めるために、カリキュラムの中に自然体験や地域の人々との交流が多く盛り込まれています。
● 季節の遠足(全学年)
● 夏のキャンプ(4年生から)
● 園芸・郷土学、地理、歴史などでのフィールドワーク
● 工場見学・修学旅行・農業実習(9年生)
成長を見守る担任
原則として、一人の担任が9年間を通して子どもの成長を見守り、一人ひとりの子どもたちを大切に、その個性をしっかり把握しながら、授業を行います。7歳から14歳までのこの時期の子どもたちは、「私もこんな人になりたい」と心から思う体験が必要です。教師はそのような存在として、成長する子どもたちとともに必要としているものを準備し、自分の授業も変化発展させていきます。愛をもって子どもの前に立ち、子どもたちとの深いつながりを保っていきます。
※諸事情により、担任の交代や、複式クラス編成の変更をさせて頂く場合がございます。
学習の記録
点数による評価はありません。1年間の終わりに、教師が子ども一人ひとりの学びや課題、成長の様子について、文章で綴った記録を保護者にお渡しします。
一年の流れ
シュタイナー教育では、あらゆる場面でリズムを大切にしています。
リズムには予測できるという信頼感があります。自分がよく知っていることが規則正しく交代していく様を繰り返し体験すると、子どもは周囲の世界に調和的に入ることができます。
リズムのある生活は、子どもたちにとって何よりの滋養となり、身体を強くし集中力をもたらします。
年間を通しての行事や1週間単位の時間割、1日の流れ、このようなリズムを教師は意識しながら授業を進めていきます。
学園では春の遠足、七夕、ミカエル祭、りんごろうそくなどの行事や祝祭を行います。
祝祭は世界に開かれた自由な目を持つ体験となるだけでなく、私たちの周りに広がる自然界との関係を深め、1年の流れの中にある精神性と結びつきます。
年間を通してさまざまな祝祭を行うことで、子どもたちは自然や宇宙とつながったリズムを生き生きと感じ取っていきます。
また、行事やお祭りに向けてのさまざまな準備を通して、子ども自身が自然の一部であると感じることができるようになります。
そうすると、子どもたちには自らが世界の一部であり、社会の一員であるという自覚と責任感が芽生えます。
シュタイナー学園の一日
時間割り
入校方法
◎シュタイナー教育を知っている方も、知らない方も対象です◎
「体験授業」「入学説明会」には、ご両親ともに参加することが必須の条件です。
また、「体験授業」「入学説明会」の両方にご参加の方にのみ、願書をお渡しします。
費用
教育はサービスの対価ではなく、共に創り上げていくものと考えています。
私達の「学校づくり」という活動に参加するための費用として「参加費」と呼んでいます。
<入学まで>
• 面談料 / 15,000円
• 入学金 / 250,000円
<参加費(月額、放課後活動費含む)>2020年度
• 生徒1人あたり 48,000円 (年額576,000円)
<運営維持費(学期毎)>2020年度
・1家庭あたり 23,000円 (年額69,000円)
※参加費、運営維持費については年次で見直します。
<その他費用>
• 学用品(年間):30,000円程度 ※学年によって変わります。
エポックノート、笛、クレヨン、オイリュトミーの服の布や靴、水彩用紙、保険掛金ほか。
• 5年生以上は、弦楽参加費など。
• 授業諸費用:実費
校外学習、調理実習、夏キャンプ等の費用、修学旅行積立など
• NPO法人正会員費(年間):6,000円 × 保護者数
※願書提出・面談の前に、体験授業講座と説明会への参加をお願いいたします。